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教科書とツナサンドの間から戻って参りました
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少女椿の感想です。ネタバレあり。グロテスクな表現は苦手な方はちょっと注意かも。

やっぱり絵がきれいな作品ですね。それだけにエログロ表現や奇形が際立っている訳ですが。
事前に薔薇色の怪物に収録されていた方を読んでいたので、みどりちゃんの境遇が分かりやすかったです。ちゃんとしたストーリーがあるせいか、他の短編集に収録されている作品より不条理さやグロテスクさ(血や内臓などの直接的なグロさではなく、精神的な気持ち悪さ)が軽いように感じました。が、それでもあのラストは辛いです。すごく切ないです。あの後みどりちゃんが幸せになれたらいいんですが、なれなかったんだろうなあ。むしろみどりちゃんは発狂してしまったともとれますし。ラスト直前まではあんなに爽やかで幸せな雰囲気だったのに…まさに悲劇だと思います。
見世物小屋のメンバーはあれだけ非情な振る舞いをしているのに不思議と憎めないキャラでした。特にカナブンなんて犬殺しの件がある割に、みどりちゃんとの別れを惜しんでいる様子を見ると純粋な少女(少年?)に思えました。鞭棄もそうですね。前半あれだけやったのに、死んだシーンはしんみりした気分になりました。
大分前にアニメ化されているそうですが、やはり入手困難みたいです。(フランスでのみDVD販売されているらしいです)ニコ動にあるという話も聞きましたがパソコンが\(^o^)/なので…。どうにかして見たいです。
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